走馬燈映像の上野です。
しばらく前からAI(人工知能)という言葉をよく耳にします。
とてもハイテクな分野で、なかなか理解しにくいのですが、
AIによって様々な職業がなくなってしまうという話もよく聞きます。
カメラマンという職業は、AIよりも先に、すでにスマホカメラの性能アップで、
危機に瀕している感じもあるかもしれません。
しかし、本来AIは人間から職業を奪うというよりは、
今まで人間が負担に感じていた作業を、
代わりにやってくれるために進化していると思います。
そこで本題ですが、このAIが遺影写真の加工でも、
最近とても力を発揮してくれるようになりました。
遺影のもとになる写真が、あまり画質などがキレイでない場合、
今まではほとんど良くなることはなく、そのまま加工されていました。
ですから、古い携帯電話やスマホで撮られた写真で画素が不足しているものや、
ピントが甘くてぼんやりしている写真は、それなりに残念な遺影写真になる可能性が高かったのです。
しかしAIのおかげで、不足している画素を高画素に補ってくれたり、
ピントが甘い写真もかなりシャープに修正してくれたりするのです。
しかもほぼ全自動で、数秒から数分以内に、結構見違えるほどに良くしてくれるのです。
もちろん、もとの写真がそもそもしっかりと撮られた高解像の写真のほうが、
きれいな遺影写真になるのは当然です。
でも、今までなら諦めていた写真や、残念な仕上がりだった写真も、
AIの技術によって、きれいな遺影写真になる可能性がグンと上がったのです。
以前葬儀のときに作ってもらった遺影写真が、ちょっと残念だったご遺族の方、
もしかしたら同じ写真からでも、今ならもっときれいな仕上がりになるかもしれませんよ。
素晴らしい技術進歩というしかありません。
そしてその後には、切り抜きやその他の修正も全自動になり、
さらには動いたり話したり3Dになったりする遺影写真も、
簡単にできてくるようになるかもしれません。
AIの仕組みはよくわからなくても、
こうして便利に利用させてもらえることが、
とてもありがたいですし、大切なことかなと思います。
遺影写真の加工も走馬燈映像にご相談ください。
ご注意:AIでも限度があり、どんな写真でも100%きれいになるわけではありません。