走馬燈映像の上野です。
さて前回、AI技術の進化によって、遺影写真が変わってきているという
お話をさせていただきました。
特にスマートフォンなどで撮られた写真は、スマートフォンで見るには
とてもきれいに表示されています。
しかし、いざ大きめの写真プリントをすると、画質の粗さが露呈してしまいます。
これは、やはりスマートフォンの画面で見ることを前提とした設定になっているため、
プリントでは画素数が不足してしまうことが原因です。
しかしAI技術の進化によって、画素数不足をコンピュータが補ってくれ、
充分に遺影写真として大きく引き伸ばしてプリントができるようになりました。
今回は、そのAI技術で、白黒の写真に色をつけることができるお話です。
参考写真は、昭和の大スター、石原裕次郎さんの写真をネットからお借りしてきました。
白黒の写真のカラー化は、特に今までもありましたが、
それはオペレーターが白黒写真に上から適当と思われる色を薄くのせていくことで
実現していました。
これでも写真の状態やオペレーターの技術によって、ある程度のカラー化はできました。
しかしAI技術によって、写真の情報や過去の事例などを計算し、自動でカラー写真にしてくれるのです。
これは今後、ますます進化し、より精度が上がっていくでしょう。
もし現在、お家の仏間などに、代々のご先祖様の写真が飾られていて、
古い写真ですと、当然白黒写真だと思います。
一度カラー写真に修整してみてはいかがですか。
遠い過去の人のように感じていたお祖父さんお祖母さんも、グッと身近な人に感じられるかもしれませんね。
白黒の遺影写真のカラー化などの修整も、走馬燈映像にお任せください。