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遺影写真の作り方 その5(実際の加工工程)

投稿日:2017年8月19日 更新日:

メモリアルフォトの走馬燈映像の上野です。

 

本日は葬儀社様主催イベントでの生前遺影撮影会。

夏祭りイベントとのことで、選んでいただく背景も夏バージョン、

和傘やブーケなどの小物も少し用意しました。

 

さて遺影写真の作り方 その5として、実際に遺影写真の加工の工程をご紹介します。

 

ご遺族から提供していただいた写真を、通常は葬儀社様がお預かりします。

そしてスキャナを使ってパソコンにデータとして読み込みます。

それを私ども遺影写真加工会社にデータでお送りいただきます。

 

お送りいただいたデータの加工を開始します。

時間と品質の両立です。

 

まずはデータをチェックします。

データの大きさは、四切などの大きさに引き伸ばしても大丈夫なものか、

ピントやブレなどは大丈夫か、キズやゴミはどれくらいあるか、

すべてをチェックして、依頼内容を確認します。

 

依頼内容には、背景の変更の有無、着せ替えの有無をはじめ、

修正して欲しい内容などの指示があります。

その内容に合わせて、どのように加工するかを決めます。

そしてPhotoshop という画像加工ソフトを使って修正に入ります。

 

データの大きさや明るさ、色合いを調整します。

キズやゴミを消します。

背景や着せ替えがある場合には、人物全体またはお顔部分を切り抜きます。

今も多くの写真は、状態のいいものではなく、

髪の毛の部分と背景の暗いところの区別がつきにくかったり、

故人様の前に他の何かが写っていたりなど。

その辺りもできるだけ修正します。

 

そして切り抜いた故人様の姿に、希望された背景や着せ替えの服などを合成します。

着せ替えは首元あたりでなじませることで、できるだけ違和感の無いようにします。

背景と人物の明暗差なども自然に見えるよう調整します。

 

全体のチェックをして完成です。

そうして必要なサイズに調整して、

ご依頼をいただいた葬儀社様へ完成したデータを送ります。

 

完成データを受け取った葬儀社様は、プリンタを使って遺影写真として印刷します。

それを額に入れて祭壇へ飾ります。

 

これが遺影写真加工の流れです。

その中で、元の写真のクオリティが、そのまま遺影写真の仕上がりに影響するのは必至。

ですから、元写真はできるだけ質の高い写真のほうがいいのです。

 

 

遺影写真の作り方はもう少し続きます。

 

 

遺影写真の作り直しやおまとめ(何枚かの遺影写真を1枚にまとめる)も、

走馬燈映像にご用命ください。

 

 

遺影写真の作り方 その4

 

 

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