メモリアルフォトの走馬燈映像の上野です。
本日も生前遺影撮影会でしたが、あるお取引様からの応援要請で、
県外の葬儀社様のイベントでの開催でした。
さて、今回の遺影写真の作り方は10回目、子が準備する遺影写真の2回目として、
前回の続きを書かせていただきます。
前回は、
・親はなかなか自分の終活を考えにくい
・万一の時に困るのは残された子供世代
・自分たちが困らないために、親の終活は子が準備する
という内容をお伝えしました。
実際にどのようにするといいのか、少しお伝えします。
親の性格や自分たちとの関係性によりますので、ひとつの参考例とお考えください。
できるだけ早く取り組む
まずはできるだけ早く取り組んでください。
終活の話題を笑いながらできるうちにしてください。
先が見えてきて、切羽詰まった状態では、話を切り出せなくなります。
まずは親の若い頃や自分が生まれた頃の話を聞く
最初から「葬儀はどうしたいか」とか「財産はどこにあるか」という話をするのは気まずいでしょう。
まずは親が若かった頃の話や、自分が生まれた時の話などを聞くことから始めると、
意外とスムーズに話してくれるかもしれません。
そうなると、自分の誕生日に、親へ感謝の気持ちを伝え、そして切り出すと違和感が少ないと思います。
自分のスマホで親の写真を撮っておく
せっかくの機会なので、親子で写真を撮ろうと、もちかけるといいかもしれません。
そして親だけの写真も撮れたらいいですね。
どちらにしても、できるだけ明るい場所で、できるだけ明るい気持ち・雰囲気で、できるだけ大きく撮りましょう。
そうして撮った写真は、スマホに大切に保存して、できればバックアップもとっておきましょう。
これが万一のときに、遺影写真の元写真原稿として、慌てて探すことから解放してくれます。
こうして少しずつ話ができてくると、親も子も終活の話をすることの抵抗が少なくなります。
親が一方的に書くエンディングノートより、親と子が話しながら書くエンディングノートの方が、
きっと実際に有効になると思いますし、
なにより親とゆっくり話をするチャンス、親のことを知るチャンスになりますよ。
親の終活は子が準備する。
これがこれからのスタンダードになるように、広げていきたいと思います。
「子が準備する親の終活」について、走馬燈映像が応援します。
ぜひお気軽にご相談ください。