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遺影写真の作り方 その3(遺影は急には見つからない)

投稿日:2017年8月5日 更新日:

メモリアルフォトの走馬燈映像の上野です。

 

本日も提携いただいています葬儀社様での生前遺影撮影会イベントです。

毎回参加される方も多く、たくさんの方々をお撮りしました。

 

今、葬儀社様が主催するイベントで、生前遺影写真撮影会を導入していただくところが増えており、とてもうれしく思っています。

中にはしばらく前にこうしたイベントでお撮りいただいた方のご葬儀で、実際にその時の写真を遺影に使っていただいた、というお話も、これだけ長く携わらせていただくと、ちらほらお聞きします。

その時に必ず言われますのが、

「大きくプリントしてもらったが、とてもきれいだった」

「いい表情の写真だったので良かった」

「母が準備してくれていたので、慌てて探すことなく決めることができた」

などなど。

やはりご遺族にとっては、事前に準備されている写真があることは、とても助かるようです。

 

さて、今回は遺影写真の作り方の3回目ということで、いざご家族に不幸があったときについての一例を少しお話します。

現在は病院で亡くなられる方が大半のようですが、そうしますと病院側から、早めにご遺体のお引き取りを促されるようです。

 

病院からご自宅や葬儀ホールの安置室などへ、まずは搬送することになります。

その後、早いと当日夜のお通夜、翌日のご葬儀の段取りへと進むわけですが、ご遺族は内容について葬儀社の方と打ち合わせをします。

そして、ご葬儀の内容などを決めたりなど諸々が進められると思います。

その後葬儀社の方から、早いタイミングで、遺影写真を作るための元になる写真の提出を求められます。

なぜなら、今日の夜にお通夜の場合、お通夜が始まるまでに、提出していただいた写真を修整加工して、大きくプリントをして、写真額に入れて、祭壇に飾らなくてはいけないからです。

ここでご遺族は、元になる写真を探し始めるのです。

 

ご一緒に住んでいればまだしも、そうでない場合には、まず写真がどこに保管されているのかわかりません。

故人様が写真嫌いの方ですと、そもそも写真がほとんどありません。

ようやく見つけ出したものの、場合によっては大量のアルバムや、整理されていない写真がどっさり出てくる、ということも。

また、最近の写真はデジタルカメラや携帯電話などで撮られることも多く、プリントされた写真そのものではなく、パソコンやカメラ、携帯電話に保存されたままということが多くなっているようです。

パソコンや携帯電話の場合は、パスワードが設定されていることが多く、たとえ家族でも、パスワードがわからないと見ることさえできません。

そんな中、やむなく10数年以上前に撮られた、何人かで一緒に写った記念写真の中にようやく見つけた故人様の写真を使うことになるのです。

これは一例ですが、我が身のこととして、一度実際に探してみてはいかがでしょうか?

きっと想像以上に大変な作業になるかもしれませんよ。

 

この続きは次回に。

 

 

遺影写真の事前準備も、走馬燈映像にお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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